愛器  Boosey & Hawkes 7674 Imperial Besson 改

 

 現在メインで使ってゐる、Boosey & Hawkes 7674 Imperial Besson(1983年製)です。仕様は Besson BE968 と同じです。畫像をクリックすると拡大表示されます。

ボア  :14.72mm(第4ピストン16.52mm)
ベル  :284mm
ピストン:4本ピストン(第4ピストンサイド式、コンペンセイティングヴァルヴ)
仕上げ :サテンシルバー

■ ピストンガイドをデルリン製に交換(B&Hサーヴィスセンターにて)
 金属製のガイドをデルリン(ポリアセタール)といふ樹脂製の物に交換。カシャカシャ言はなくなりました。
■ スプリングをソヴェリン用に交換(B&Hサーヴィスセンターにて)
 ソヴェリン用の、コーティングしてある樽型の物に交換しました。

■ フェルトをウレタンフォーム製に交換(B&Hサーヴィスセンターにて)
 ヘタリが少なく、衝撃吸収に優れたウレタンフォーム製に交換しました。

■ ウォーターポット装着(B&Hサーヴィスセンターにて)
 やはり、あると便利ですね。
■ ボトムキャップを BUZZ ボトムキャップに交換
 中島楽器さんの「BUZZ ボトムキャップ」を装着し、音の輪郭をはっきりさせ、密度の濃い音を出すようにしました。

拡大畫像無し
■ 全ての抜差管に、焼鈍加工(廣島の管楽器工房「Rue」にて)
 各管のストレス解消は、吹奏時の抵抗感の回復、音程の改善、音の輪郭の鮮明化に役立ちました。詳細はこちら
■ インナーベル&抜差管等金メッキ
 (株)テックジャム「メッキ工房」を使って、金メッキを施しました。金メッキ液は、18ml × 3本程度でした。24K厚塗液を使って、期間をおいてメッキすると、良い仕上がりになります。また、メッキする前の下地処理がかなり大事です。
■ メインテューニングスライドにトリガー装着(管楽器DACにて)
 さらなる音程改善を圖り、海外からパーツを取寄せ、DACさんで装着して貰ひました。DACさんオリジナルのトリガーではないのに、丁寧に取付けて頂き、感謝です! ワタシが着けたパーツについては、お取次できますので、興味のある方はメールでご連絡下さい(パーツの値段は3萬圓くらゐです)。ウィルソンにも取付可能だとのことです。

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平成16年4月1日作成

Hidekazu Okayama