第7回 バリテューバ・アンサンブルオフ!
今回は路上公開!?

Miraphone カタログより

 

 日が短くなり、段々冷え込んで參りましたですね。前回、第6回オフは、初參加の方も含め、澤山の方にご參加頂きまして、大變にぎやかな催しとなりました。改めて御礼申し上げます!

 さて、今回のオフは、ちょっと實驗的に、屋外で、それも、お客さんがウジャウジャゐるところでやらうといふ事になりました。會場は、東京澁谷の代々木公園B地區です。開催當日は、「ふるさと渋谷フェスティバル」といふイベントがあり、かなりの人出が豫想されます。この一角で、ゲリラオフをやりたいと思ってゐるのです。ゲリラですから、何が起こるか分かりません。逃げ足の早い人、大歡迎です(笑)。

 内容は、いつもどほり、アンサンブルの他、アカペラソロ枠、カラオケソロ枠も時間があればやってみたいと思ってゐます。恒例のジャズアンサンブルもやりたいです(4日には、ドラムもの人も來る豫定です!)。やってみたい曲、オリジナルアレンジなども、是非お持ち下さい。普段あまり使はない樂器を、バリバリ吹き鳴らしたいといふ方も大歡迎です! 是非面白い樂器をお持ちになって下さい(ユーフォのロータリー系とか・・・)。

 遠方からいらっしゃる方、ワタシの方で樂器は2台持っていく豫定ですので、ユーフォはお貸しできると思ひます。テューバも、きっとどなたか貸していただけることでせう。いきなり音出しというのは自信がないといふ方は、見學もOKです。そだそだ、小さいお子さま連れもOKデス(樂器さへひっくり返されなければ(笑))。ご參考までに、これまでのオフ會についてはこちらをご覧になって下さい。

 では、愉しいオフにしませう!

 

日時: 平成14年11月3日(日) 午後2時集合〜午後5時頃撤収(2次會は別の場所で)
    平成14年11月4日(月・振) 午後1時集合〜午後5時頃撤収(2次會は別の場所で)

場所: 東京都澁谷區 代々木公園B地區周邊
    集合は、野外音樂堂前にて

最寄り駅:JR渋谷驛、原宿驛
     営団地下鉄千代田線 明治神宮驛
     各驛からのアクセス→ 地圖
     野外音樂堂は、NHKホールの北側になります→ 地圖

費用: 無料(2次會は、別途)

持物: 樂器、譜面台(會場にはありません)、譜面ばさみ、椅子(必要な方は)、やりたい曲の譜面、

 


◆◇ 事後報告!

11/3(日) 擔當 tentuba さん

一日目に参加された皆様、お疲れ様でした。

参加者
【Euphonium】 のたり、HIDEっち
【Tuba】 にじる。、千葉(仮)、tentuba

演奏曲(順番めちゃくちゃ(^^;))
エンターテイナー
イージー・ウィナーズ
Tuba Juba Duba
Dances
Manhattan Suite 第3楽章
The Pink Panther
アメリカン・テューバ・パトロール
主よ、人の望みの喜びよ
ドナウ河のさざ波
子象の行進
ビア樽ポルカ
星条旗よ永遠なれ

以上です(まだ何かあった様な...)。フォロー願います<(_ _)>。


11/4(月・振) 擔當 かとう さん

2日目の報告です
今日はなかなか暖かく,昨日よりは良いコンディションだったようです
さすがにドラムが入ると楽チン
ドラムサマサマでした

<参加者>
【Euphonium】 かとう、生、Q(初參加)、よくと(初參加)、HIDEっち
【Tuba】 千葉(仮)、Qさんのお連れの方(すみません、ハンドル失念 初參加)
【Sousa 型 Euphonium & Valve Trombone】 にじる。
【Trombone】 サン・ラ
【Drums】 カマーン国王

<演奏曲>
ビア樽ポルカ
フォスター・ジャズ組曲
エンターテイナー
Dances
The Pink Panther
子象の行進
ナイルの守り
二つのアイルランド民謡より(千葉(仮)さん編曲)
大都会part3(HIDEっち編曲)
ルート66(HIDEっち編曲)
St. Thomas(HIDEっち編曲)
マーキュリー


◆◇ HIDEっちより

 どうも、參加された皆さん、重い樂器を背にご參集頂き、有り難うございました。そして、お疲れさまでした!(特に2日間通して參加された、千葉(仮)さんと、にじる。さん)

 今回のオフは、有り難くも兩日共に晴天に恵まれ、代々木公園内の陸上競技場とサッカー場に挟まれた駐車場で行ふことが出來ました。ここは、公園歸りの人々がよく通りかかるところで、數は少ないモノの、人通りが絶えることの少ない場所でもありました。ですが、なかなか足を止めてくれませんでしたねぇ。子供連れとか、ホームレスの人とか、もう少し立ち止まってくれるかと思ったのですが・・・。

 メロディーがふっと浮き立ったときは、一瞬お客さんも立ち止まるのですが、その後がぼやけるとまた歩き出してしまふ、さういふ光景によく出くはしました(笑)。反省としては、メロディーを受け持ったときに、ちゃんとメロディーが浮き出てこないと、なにやらモニャモニャ音がしてゐるだけで、結果、聽く人をシラケさせてしまふといふことを、もっと意識して演奏するやうな心がけが足りなかった、といふところでせうか。音樂の緊張感が持續しない譯です。メロディーの歌い方とか、感情の込め方とか以前に、まともに音が出てゐるかとか、メロディーの終はりがブツッと切れたり、變なところでブレスしてゐないか、ピッチはどうなのかといふ、最も基礎的なことが、どうも大事なやうですね。それを新鮮に感じました。

 大きな樂團の中での演奏活動が多く、一貫してメロディーを受け持ったりすることの少ない樂器同士のアンサンブルですから、お互ひに自分の役割を瞬時に發見して、瞬時に表現する、といふことに不慣れなのかも知れないですね。これは、我々ユーフォニアム、テューバ奏者共通の課題のやうな氣がしてゐます。

 また、「初見」といふことが、大きなネックだったと思ひます。まして屋外ですから、屋内のやうに都合良く周りが響いてくれて、なんとなく曲になってしまふといふやうなごまかしがまったく利きません。しかし、かうして屋外で初見をやることによって、自分の足りない部分や苦手な部分が、一層浮き上がって感じられたと思ひます。「初見」といふことを恐れずにチャレンジして、お互ひに自分の足りない部分を知って、普段の練習やリハーサルに活かして頂きたいなぁ、と思ひました。

 ま、今回のオフは、「演奏する」といふことに關して、色々反省するところがありました。兩日のオフで「あちゃー」と思ったことが、皆さんそれぞれにあったことと思ひます。一曲終はると、なんとも言へない「やばーい」雰圍氣に滿ちてゐたことが多かったやうに思ひます(爆笑)。でも、それはそれでいいのではないかとワタシは思ひます。なぜなら、さういふことにお互ひが氣付くことこそ、このオフの密かな狙ひだったのですから!(笑) 「あちゃー」と思ったことをマイナスにとらへたり、避けたりするのではなく、お互ひに今後の自分の課題として、むしろ意欲的に取り組んで頂けるのであれば、本當に幸ひです。自分を知るといふことが、自分を磨く根本だとワタシは信じてゐますので。逆に何にも感じなかった人、さういふ人は、なんで自分は何も感じなかったのかを問ふといふことが、一番大事なところだと思ひます(笑)。

 一方、ドラムを入れてのアンサンブルといふのが、結構愉しいといふことも感じられたオフでした。通常のオフをやる他に、ちょっとメンバーを組んで、練習してみたいナァとも思へてきました(笑)。目指すは來年4月に開催予定の「第3回バリチュ−フェスティバル」! セッション、ビッグバンドジャズ、一轉してクラシカルなプログラムなどを取り入れて、出場したいと思ってゐます。

 さて、次回は、12/22(日)の豫定です。場所はいつもの「チロル」にしたいと思ってゐます。今度は、屋内ですので、暖かいです(笑)。是非またいらしてくださいね!