オフ會に登場したベッソン、B&Hのユーフォニアム

 

 參加された方の樂器のうち、現BE968とほぼ同型の樂器を比較展示いたします。メインチューニング管の長さや、ベルの形状、マウスパイプの角度などの違ひが、お判りになるかと思ひます。尚、各畫像をクリックすると、拡大表示されます。

 

 Besson New Standard  Besson (New Standard)  Boosey & Hawkes Imperial 7674  Boosey & Hawkes Imperial
HAL さん所有 HIDEっち所有 saka4642 さん所有 HIDEっち所有
S.No.585*** S.No.566*** S.No.657*** S.No.477***
 ベル径 280mm くらゐでせうか。生粋の New Standard モデルでした。メインテューニング管が短かかったです。  寫眞撮り忘れてゐました(笑)。ベル径 284mm。 New Standard の刻印がなく、恐らく輸出向けモデルだらうと思はれます。  ベル径 284mm。後に767モデルは、279mmになるのですが、その前のモデルですね。サテンの状態が非常に良かったです。  ベル径 277mm。ちょっと細身に見えますね。今回ただ一本の元祖中細レシーバ仕樣。
 Besson Sovereign 966-2  Besson Sovereign 968-2  Besson Sovereign 968-2  Besson Sovereign 968-2
えんどうさん所有 のたりさん所有 けけ。さん所有 saka4642 さんのお知合の方が所有
S.No.966-749*** S.No.968-762*** S.No.968-785*** ?
 B&Hが、Besson ブランドと統合、これによりB&H Imperial 767 が、Besson Sovereign 966といふ、このモデルになったのでした。ベル径 279mm。2番管と、1番ピストンから4番ピストンに繋がる管との間にあった大きな支柱がなくなりました。これにより、吹奏感が大きく變ったと思はれます。  折しも外國爲替レートの大變化と一般消費税制度の導入の煽りを受けたのか、型番が966から968に變り、價格も一時的に大きく下がりました。カタログスペックでは、ベル径が 279mm のままなのですが、この樂器は284mmとのことです。  これも、968なのですが、ベルの中、及び抜き差し管が金メッキ仕上げで、メインチューニング管にトリガーが装着してあります。ベルの中の金メッキは、かなり奥の方まで施されてをり、クランポンサービスセンターの方も、「これ、結構大變だったんですよ」とお話しされてゐました。  割と新しい968ではないでせうか。メインチューニング管も、短くなってゐます。

 



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Hidekazu Okayama