BUZZ ボトムキャップ

 

 かとうさんのサイトに行った折、前橋の中島楽器さんで、「BUZZ ボトムキャップ」を販賣してゐると知った。「タングステン・ボトムキャップ」装着時に、そんなに劇的な変化がなかった爲、今回も、どんなものか、期待半分といふ感じだったのが正直な所なのだが、數日前に「バカボン」で勝ったのをいいことに、深く考へず、購入してしまった。注文後、直ぐにブツが送られてきたので、試してみた。

 通常のボトムキャップは、装着時にヴァルヴケーシングのネジ部分を覆ひ盡すやうに設計されてゐる。これに對し「BUZZ ボトムキャップ」は、装着するとネジが締りきらない(下の畫像を參照のこと)。何故かうしたかといふと、これによって、キャップの底にケーシングが密着し、マウスパイプから傳った振動を、ヴァルヴケーシング部分で減少させない(つまり装着前よりも効率化が計られる)といふのである。その上、底部分が純正のキャップよりも厚めに設計されてゐるので、さらに振動を増幅させてゐるやうでもある。

 

 

 別項にも書いた通り、確かにかうしたものを取付ければ、必ず振動に影響が出る。それが以前よりいい方に行ったのかどうかは、あくまで主觀的な要素が大きい。今回はどうであらうかと、試奏してみたところ、「ポロっ!」とコンタクトが落ちさうになった。イイっ! これはイイっ!(笑) アタックも決めやすくなったし、音の密度が濃くなって、パワーが増幅された感じがする。何度もキャップを入替へて試奏したが、「BUZZ ボトムキャップ」装着時の方が、自分の思ふままに樂器を操作しやすくなった。

 その時、4番ピストンの「タングステン・ボトムキャップ」は着けたままだった。そこで、これも「BUZZ ボトムキャップ」にしてみたところ、ちょっと物足りなく感じた。着けた方が、格段に良かった。といふことで、ワタシのB&Hでは、兩者の提携が決定した!

 また「BUZZ ボトムキャップ」装着時は、ワタシの場合、吹込みすぎると、金属製のウォーターポットが「ジ〜ン」と鳴出すことがあることが判った。さてここでヤマハの出番なるか? また試してみたい。

 ちなみに、ワタシのB&Hは、かなり前の機種であるため、第2ピストンでは「BUZZ ボトムキャップ」が、完全にはまってしまった。その旨連絡すると、直ぐにキャップを再加工して、送って貰へた。ケアもクイックレスポンスで、非常に嬉しかった。


1. 中島楽器さんのHPはこちら。ベッソン用、ウィルソン用、ヤマハ用が用意されている。自分が使ってゐる機種に合ふかどうかを、事前に確認のこと。
http://www.nakajimagakki.com/menu.html

2. その後、樂器がB&H7674に變ったが、BUZZボトムキャップは愛用してゐる。ただし、この樂器の場合は、第4ピストンのキャップもBUZZにした方がいい感じである。



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Hidekazu Okayama